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久石譲を語る!

 

アメリカにいても、やっぱり日本の文化は好きですね。日本の政府やメディアは嫌いですけど。

 

スタジオジブリ、日本が誇る国宝と言っても申し分ないくらいの作品ですよね。僕は一番最初のナウシカが好きで、ナウシカの漫画も読んじゃいました。全7巻で、映画のところってのは漫画だとまだ冒頭というか、7分の1くらいです。めちゃくちゃ面白いんで読んでみて下さい。

 

ジブリと言ったらジブリメシ!ラピュタでばあちゃんが肉にがぶりつくシーンが衝撃で頭から離れません。うまそ過ぎて。

 

でも、こうも引き込まれる理由っていうのは絵とか内容だけじゃなくて、やっぱ音楽ですよねー。なんかジブリってジャンルがあるんじゃないかって思うくらい、ジブリで使われる音楽は独特の世界観を持っていて、本当に日本の文化だなーと感じます。

 

そう!ジブリで楽曲を提供している人物、久石譲ですね!もう久石譲が大好きでね。ジャズミュージシャン且つアレンジャーのクインシージョーンズから名前を取って、く(久)、いんしー(石)、じょー(譲)、んず(?)、って感じですかね!?

 

この人が作る曲はシンプル且つ壮大で、ハーモニーの細かいところにまでこだわっているように感じます。作中同じメロディーを雰囲気を変えて何度も使っていて、これはよくあることなんですが、一つのモチーフを展開していくのが本当上手いなー、美しいなーって思います。

 

この人ピアノもものすごい上手くて、ユーチューブでピアノソロやってるやつがあったので見たんですけど、グルーブが普通じゃないです。本当なんだかよく分からないんですけど、気持ちいいんですよねー。もちろん音の粒立ちも最高に気持ちいいです。よく、メロディーに気持ちを込めて、ためる、みたいなのは分かるんですど、そういう感じでも無くて、なんかすごい不思議だなと感じました。

 

もちろんスタジオジブリの曲を手掛けてる久石譲ですが、僕が一番好きな久石譲が手掛けかた音楽、映画は、北野武作品のHANABIですね。他にもソナチネ、菊次郎の夏なども、久石譲が音楽を手掛けていてどれも素晴らしいんですけど、特筆して好きなのはHANABIですね。

 

全編通して哀愁がものすごいんです。北野武ならではの、あんまり無駄な会話(無駄って言いかたはしたくないけど会話、別に本編に影響してこないって意味でも無駄な会話は結構ある)はなく、淡々と進んでいく物語に、久石譲の音楽が絶妙に絡み合うんですよね。ワンシーン毎に切り取っても絵になるっていうか、芸術だなと思いました。

 

万人うけする映画ではないと思うんですが、久石譲が好きな人、少し変わっているものが好きって方は是非見てください。この頃の北野武映画は面白かったなー。この頃のたけし映画が好きな僕にとって、アウトレイジなんかは、意外に普通の映画だなー、みたいな感じがしちゃって、物足りない感があります。

 

久石譲と北野武の相性バツグンです!是非映画も音楽も、見て、聴いてみて下さい!

 

(追記 12/23)

リンク貼っておきます、ぜひ聴いてみてください!

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