本場ニューヨークでジャズを学びたい！(バスキング編)

どうもー


もう外は死ぬほど寒くて、前に観光で来た時は2月だったんだけど、あの時はニューヨークめっちゃ寒いけど、体感温度はなぜか日本の方が寒いんだよな〜、とか言ってた、けどそんなことない！全然寒いよ😨


今日はバスキング(地下鉄や公園などで演奏する事)について！


もうこっち来る前からいろんなパフォーマーが地下鉄にはいるって事も知ってたし、見かけたりすると、普通にいいねーとか、頑張れーとか思ってその場を後にしてた。


でも、演奏する側になっていろいろ気づいた事があって、例えば、、

この写真みたいにプラットホームで見かける事もあれば、

このように駅構内の少し広いスペースを使って演奏している人たちも！


お分かりいただけただろうか？


この後ろにあるピンク色のデカイ旗を持っている人たちは、MTA公認の演奏者なのである。

＊MTAとはニューヨークの地下鉄やバスなどを運営してる会社。ここで働いてる人たちはみんなMTAって書かれた服着てるよ。


そう、実は毎年1回だけ地下鉄で演奏する許可をもらうためのオーディションが行われてて、そこで合格した人たちが、あのピンク色の旗をゲットして晴れて公認で演奏出来るってこと！ニューヨークの地下鉄には旗持ってる人だけが演奏できるスポットがあらかじめ決まってて、人が集まりやすい場所が対象になってる。詳しくは知らないけど。


でも実は結構この制度、意外にめんどくさいところがあって、持ってればいつでもどこのスポットでも演奏出来る訳じゃなくて、この日はここの場所、この時間、てのが決まってるらしい！結構めんどくさい。


だから旗を持って無くてもこのスポット意外の場所だったら演奏出来るってこと！でもスポットの近くでやって音で邪魔しちゃったりとか、まさにそのスポットで演奏して、旗を持っている人を邪魔することはルール違反。速やかに場所を変えましょう。


持ってない人のほとんどはプラットホームで演奏してるんじゃないかなー？それか別ラインの駅をつなぐ連絡通路とか。自分でお気に入りのスポットを探すのも面白いかも。


自分も最近はプラットホームで演奏してます。一緒にやっているドラマーのおっちゃん(上の写真に写ってる人)がいるんだけど、この人ちゃんと旗持ってるのに、最近はスポットよりもこのプラットホームを好んでます。もしかしたら場所によってはあんま良くない場所とかもあるのかも。


それにしてもやはりプラットホーム、もう電車がうーるさいうるさい。もう嫌になるくらいうるさいね。風でなんかいろいろ飛ばされそうになるし、前なんか、演奏の途中でMTAの人たちが急にホームの工事始めちゃって、ガタガタガタガタって、うるさすぎて笑っちゃったよ。それでも演奏するんだからこのおっちゃんなかなかタフだよ。ファックファック言ってたけど笑。


なのでプラットホームでやってる人とか、電車の中でやってる人とかはみんな許可なしでやってる人たちだと思う。

でも駅によっては、たまに警察が来て、ここでは演奏しちゃだめだよってチケット切られる時もあるらしいから恐ろしい。そんなのこっちの知る余地がないから、勘でなんとなく察知するしかないのかな。

そして、僕がバスキングするなかで、特に大事だと思ってるのが、トイレの存在。やっぱりプラットホームで5.6時間演奏するってなったら困るでしょ。たまにトイレがある、もしくは空いている(ていうのは、トイレがあるくせに鍵で閉まっている)駅があるから、そこでやる時は安心だけど、基本的には駅にトイレなんか無いので、探しに行くしかない。

自分はトイレがかなり近い方で、特になぜか地下鉄で演奏してるとすっごいしたくなるので、大変重要な問題なのである。

最初は、もうどこにあんのトイレとか思ってて、なかなか見つけられなくて困ったけど、最近は自分のトイレが近いせいもあって、結構簡単に見つけられるようになってきた！

そう、ニューヨークといえばスタバ！1ブロック毎にあるといっても過言でないほどあちこちにあります。まずはスタバがあるか確認します。トイレがないスタバもちらほらあるんですけど、結構な確率でトイレあります！もちろん鍵かかってるので、店員さんに言えば開けてくれます。僕はお金使いたくないんで、何も買わずにトイレだけ使わせて頂いてます笑

スタバがなかったら、マックとか、バーガーキングとか、レストランぽくないコーヒーが飲める、まあスタバ的なお店とかを探すと、トイレ見つかります。でもニューヨークのトイレ事情はほんと不便ですね。

前一人で演奏したことあったんですけど、そん時はキーボード置いてくわけにもいかないから、いちいち閉まってパックして、運んでスタバで済ませて、戻ってきて、セッティングしてみたいな。そう、近いんです。

トイレに行くと言うことは、外に出る、つまり改札を出る事になるので、アンリミテッドのメトロカードを持ってないときついですね。
＊こっちではメトロカード💳を、買わないといけないんですが、1回の料金が$2.75、このメトロカードにお金をチャージして改札でスワイプして駅に入ります。そして、日本の定期みたいに1ヶ月分、$121で買うことができます。買った日から1ヶ月間はニューヨークの地下鉄乗り放題、ちなみにバスにも適用されます。確か1週間とか2週間とかも選べたと思います。

なので、僕は学校行ってるのでアンリミテッドメトロカード持ってるのでいいんですが、バンドメンバーの人は持ってない人もいるので、シェアをして、このトイレ問題を解決していきます。

とまあいろいろな問題があるわけで、最後は帰りみちですね。キーボードを運ぶわけですけど、改札の通りかたですね。

左の改札は通れないので右側の emergency exit のところをばかって開けて出るんですね。改札出る時はいいんですけど、入る時は、emergency exit の近くにキーボード置いて、改札普通に通って、逆から開けてキーボードをピックアップするみたいな。

間違ってもそのまま emergency exit を通らないこと。そんなことしないでしょって思うかもしれませんが、結構そこが規制が緩くて、ベビーカー持ってる人とかたまにそのまま通ってます。えー大丈夫なんだーとか思ってると痛い目みます。

以前友達と帰ってた時、彼はメトロカードが切れててチャージするの面倒だからって emergency exit 普通に通っちゃったんですけど、警察が居て、普通に捕まって罰金くらってました笑。焦りました。

十分気をつけましょう。

という事で、今回はこのくらいで、また次回、お楽しみに〜