本場ニューヨークでジャズを学びたい!(Jazz Standard編)
昨日今年初めての大寒波がニューヨークに襲来致しまして、街中雪、雪、雪だらけです!
そんな中、本日はJazz Standardに行ってきました。日本でいうCotton Club的な位置かなと勝手に思っております。というのも、お店の雰囲気もしかり、出演するミュージシャンも、Blue Noteで演奏するような大御所ミュージシャンばっかりではなく、今勢いある若い人たちも多く出演しています。日本のコットンクラブもそんな感じがして、Blue Noteと同じ立ち位置にいながらも、出演するミュージシャンは今勢いに乗っている若者たちを多く出演させている感じがするので、ようは自分の好み的にコットンクラブやJazz Standardが好きってだけなんですけどね。
てなわけでずっと見たかったOrrin Evans Sextetを見てきました。Orrin EvansはYouTubeで見つけてすぐにファンになってしまったんですけど、彼がトリオでAutumn Leavesを弾いている動画があるですけど、是非見て下さい。ずっと、これ枯葉??どこが?でわけわかんなく進んで行くんですけど、そのわけわかんない感じもすげぇかっこいいし、最後のテーマ終わりのドラムソロも死ぬほどかっこいいです。この枯葉のアレンジもかっこいいです。演奏してる場所もJazz Standardです。
Jazz Standardの行き方ー。緑の6番線28st Stationで降ります。4.5.6とあるんですが、4.5がexpressで6がlocalです。
目印としてはマックがあるんですが、そこをマックに沿って右に曲がって27stを左に曲がればもうすぐです!駅からはかなり近いので安心して行けます。
ここで受付をするんですが、ネットでも先に予約する事が出来ます。でも手数料もかかるし、結構な割合で20,30分前に行けさえすれば普通に入れて座れるので、ネット予約はほぼしないですね。相当の人気公演じゃない限り。そして口頭で学生って事伝えればたぶんほとんどの公演が割引されるんじゃないかなと思います。$5割引です。
ここに置いてあるジャズ新聞は必ずもらうようにしてますね。ここ以外では見た事がないので来た時は必ず。
というのもこの新聞には後ろのページに、ニューヨークの主要ライブスケジュールがほとんど載ってるからなんです。結構細かく載ってるのでこれ見ながら行きたいライブを探したりしてます。ジャズスタンダードに行ったらこの新聞は是非手に取って下さい。
中にはバーカウンターもあります。でも少し距離が遠いので、僕はやっぱり前の方の席をオススメしますよね。
Orrin Evans Sextet、ほとんど初めて聴く人たちだったんですが、最高でした。
JD Allen(Ts)
Bill McHenry(Ts)
Ingrid Jensen(Tp)
Orrin Evans(Pf)
James Genus(Bs)
Mark Whitfield Jr(Ds)
たぶん全部Orrin Evansのオリジナルで、最初の曲は、一つのモチーフをずっと繰り返して展開していく感じの曲でじわじわと丁寧に盛り上げていって、2曲目はガンガン早いテンポでぶちかましていました。Orrin Evansの強烈なタッチでガンガン引くけど音が抜けてて、繊細な所はものすごく繊細でかっこよかったです。そんな感じで最後座ってるおっさんが実はベーシストで飛び入りでブルースやってて鬼かっこよかったですね。
今日のチャージは一人30ドル。学割で25ドル。オーダーをする時に安くていい方法ないかな、と探した時に、5ドルのデザートを頼んで飲み物を水にするっていう方法を見つけました!ちょっとケチくさいですけどね。だからJazz Standardに来るときは、デザートを食べにくるつもりで来てます。でも隣ででっかい肉にがぶりついてるお客さんを見ると、めちゃくちゃうまそうで、いつか絶対頼むぞって思ってます。
Jazz Standard、音響もいいし雰囲気もいいご飯もたぶん美味しい(見た目がまず美味そう)ので、是非足を運んで見て下さい!!
でわ!