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本場ニューヨークでジャズを学びたい!(MEZZROW編)

 

昨日のニューヨークはスノーストームでした。最近はなかなか頻繁に起きてますね。こっちの雪は本当にすごいから、仕事や学校とかいろんなことがキャンセルになるんです。ちなみに僕の通ってる語学学校も休みでした。

 

雪の日はなんか家に居てもいいんだ!みたいな気持ちに勝手になるので、思う存分家でいろんな作業が出来ました笑。晴れの日では味わえないこの気持ち。

 

というわけで1週間ほど前なんですけど、ニューヨークのお気に入りジャズスポットMezrrowに行ってきました!

 

目次

 ジャズが熱いお気に入りスポット「Mezzrow」

 

まずはMezzrowへの行き方!

 

一番近い駅は赤ラインの14st駅。駅を出たらダウンタウン方面に向かい7avを下って行きます。先に右手にVillage Vanguardが登場し、その先にまた右手にSmallsが見えます、ストップ!そこの信号を左に曲がって下さい。するともうすぐそこにMezzrowがあります!そう、Smallsの反対側の直線上に位置してるんですね、なんと分かりやすい。

 

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青ラインWest4th駅から行く場合でもとりあえずSmalls方面に向かって行けばなんとなく位置は分かると思います。

 

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どんなお店 

 

ここの地下に入って行くと入り口が見えます。扉を開くと、あら、これは変わった形、縦に細長いのです。奥に行く前にまずミュージックチャージを払います。ここは平均して20ドルくらいだと思います。日によっては少し上がったりしますが。ここでもあのチケットが貰えます。

 

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 SmallsとMezzrow出入り自由券!mezzrowは1日2公演どちらも1st,/2ndショー有りで、Smallsは1日3〜4公演どれも1st,/2ndショー有り。これらのショーを見放題という素晴らしいチケットです!ちなみにミュージシャンは顔パスで入れます。残念ながら僕にはまだまだ入れません。でもミュージシャンの方と一緒に行けばタダで入れますよ。

 

 この券は恐らく人気公演の時には配られません。1st2ndどっちも見るんだったら両方ともチャージ払ってねーという感じに。だから必ずもらえるとも限らないのでそこがニューヨークっぽいですね。

 

オススメの席

 

もちろん前の方です。人気の公演だと思ったらウェブで予約してから行くのがいいでしょう。前には座われず、後ろの方で立ち見になってしまう可能生があります。立ち見でもいいよっていう方もいると思います、でも、オススメしません!!

 

 というのも、細長い構造なので後ろの方に音を届かせるため、ピアノの音なんかはほぼマイクで拾った音しか聞こえません。しかも音が遠い。それプラス、後ろの方はステージから離れてるため、よくお客さんが会話をしています。ミュージシャン同士の場合も。そうなってくると音楽に集中出来ません!笑。本当にうるさくなってくるとみんなでシーーッ!!と言って黙らせるみたいなのが、何回かありました。よくいるうるさい人が居るんですよー笑。ボーカルの、、この時の公演はKenny Baronでした。それはもう人でパンパンで。という理由から前の席をオススメします。ミュージシャンとの距離もとても近く、音楽に存分に集中できます。 

 

どんなミュージシャンが演奏しているのか

 

ここは狭いので基本的にピアノソロや、ドラムレスのデュオなんかが比較的に多いです。もちろんドラムが演奏する日もありますが、多くはありません。でもデュオやソロみたいなスタイルは、一番その人の音楽センスが出てくる編成で、自由度が高いけど難しい、でもとても面白いと僕は思っているのでこのお店に来る時はいつも楽しみにしています。

 

本日の公演

 

僕の尊敬してやまない大好きなピアニストGlenn Zaleskiのソロピアノでした。もうとても素晴らしかった。彼の発想が大好きで、その曲そういう捉え方あるのねとか、こんな風になっちゃんうんだーとか、いつも僕はテーマパークに連れて行かれてる気分になります。

 

今の日本の音楽状況

 

そんなグレンがソロアルバムを出しました。しかも無料ダウンロードです。聴く側としては嬉しいですが、ミュージシャン側からしたら嬉しいけど悲しいし、悔しいし、なんで!?ってなります。今は音楽にお金をかける時代じゃ無くなって来ているから仕方ないとは思いますが、そのクオリティがタダで聴ける世の中になってしまったかと、改めて思います。アップルミュージックやSpotifyなど月額制で聴き放題のアプリがある世の中、音楽で食べて行くにはミュージシャン側も色々考えなくちゃいけないし、聴く側ももっとアートとして音楽を聴くべきだと思います。

 

なんか命令してるみたいですが、日本は音楽を音楽として聴いてる人が少ないと思います。周りが良いっていう人気のある曲を聴いたり、CMとかでたくさん流れて、あっ!この曲知ってるってなる曲がいい曲と無意識に思ってるとか(良い曲悪い曲関係なしに)、アイドルグループが歌ってる全然よくない曲でも、ずっといろんな所で流れてるのを聞いてるといつのまにか好きって言ってたり、本当にいい音楽を聴いても、その人が有名じゃなかったらそんなにいい曲じゃないじゃんて思ったり、音楽そのものに対するちゃんとした判断が出来てない気がします。

 

音楽が嫌いな人や興味ない人がいるのはしょうがないし、別に強要したいわけじゃないですけど、あまりにもそういう人が多すぎる国なので、どんどん音楽が衰退してると思います。でも実際表に出てないだけで素晴らしい音楽はいっぱいあります。何が素晴らしいか素晴らしいくないかを定義する事は難しいけど、音楽の事を愛してる人がしている音楽を聴いて欲しいです。テレビとかたまに付けて歌ってる人達の中には、この人たち全然音楽に対しての愛ないなって感じる人もいるし、音楽なめんなよって思います。でもこのブログを読んでる時点でそういう人は少ないとは思いますが、不快にさせたらすいません。

 

でもこれは僕の実際思っている事なので、誰がどう思おうが変わりません。

 

話は戻りますが、Glenn Zaleski、この機会に是非聴いてみて下さい。音楽の世界は完全に好みで出来上がってると思うので、グレンも完全に僕の好みにドストライクなだけです。でも素晴らしい音楽に間違いはないと思っています。ジャズを聴いた事ない人がこれを聴いて、分からないとか面白くないとか思うのは当然だと思いますが、一度でもいいから、めちゃくちゃ集中して音楽を聴いてみて下さい。その中に身を、頭のイメージを委ねてみて下さい。そこで何か新しい感動が見つかるはずです。ただ盛り上がるだけが楽しいんじゃない、別の楽しいがあるんだって。音楽は楽しいものです。

 

その他

 

お店のなかにはいくつか絵画が飾ってあってどれもアーティスティックでいい絵ばかりです。それらを見るのもとても楽しいです。あとトイレが男女1つしか無いのでよく混みます。おトイレはお早めに済まして下さい。ちなみにセッションもやってる日があるらしいんですが、まだ僕は行ったことがありません。今度行こうかと思っています。